2025年12月28日、東京都日野市にある多摩動物公園で、タイリクオオカミの「スイ」が園内から一時脱走するという緊急事態が発生しました。
来園者の安全確保のため、園は臨時休園の措置をとるなど迅速な対応を実施。
幸いなことに、同日中に「スイ」は無事に捕獲され、大きな混乱もなく事態は収束しました。
当記事では、この1件の概要・園の対応、「スイ」の現在の状態、今後の安全対策などについて深掘りします。
脱走の概要
2025年12月28日、多摩動物公園の公式エックスにて、「園内にタイリクオオカミが脱走している」との速報が発表されました。
該当する個体は、「スイ」と呼ばれるオオカミで、飼育エリアから何らかの原因で外へ出てしまったとのことです。
園側はすぐに入園を一時停止し、安全確保のための措置を開始。
園内にすでにいた来園者には、正門前や建物内（サバンナキッチン、コアラ売店など）にとどまるようアナウンスし、スタッフの誘導に従って行動するよう呼びかけました。
※画像はイメージです。
当日の対応
脱走が発覚してから数時間後、園は同日中に臨時休園を決定。
来園者の安全を最優先とし、落ち着いた対応を呼びかけながら、該当動物の捕獲作業が進められました。
14時40分ごろ、公式エックスにて「対象動物は無事に捕獲され、安全が確認されました」と報告があり、事態はひとまず収束。
入園券やライオンバスのチケットについては、追って払い戻しの案内がされるとのことです。
「スイ」の無事を確認
翌日、12月29日には、再び多摩動物公園の公式エックスが更新され、「スイ」は現在オオカミ舎で元気に過ごしており、ケガもなく餌も食べていると報告されました。
投稿には、スイの写真も添えられ、フォロワーからは安堵の声が多数寄せられています。
無事が確認されたことにより、多くの人々が安心感を得た一方で、今後の管理体制についても関心が集まっています。
今後の運営や安全対策は？
今回の脱走劇を受け、多摩動物公園では施設の安全性や管理体制の見直しが急務とされています。
特に、猛獣に分類される動物が飼育エリアを脱出した事例は重大であり、今後の再発防止に向けた具体的な対策の公表が期待されます。
また、来園者への情報伝達のスムーズさや緊急時の避難体制の整備も重要なポイントです。
ネット上での反応と声
ネット上では、
・「大丈夫なの？」
・「園内にいる人たちが心配」
といった不安の声が多数寄せられました。
一方、スイの無事が確認された後には、
・「よかった！」
・「スイ、頑張ったね！」
といった温かいコメントも多く見られました。
また、
・「動物園の対応が迅速で安心した」
・「スタッフの皆さんに感謝」
という意見も見られ、多摩動物公園の危機対応力の高さを評価する声も上がっています。
まとめ
今回の一件では、猛獣の脱走という重大なトラブルにも関わらず、来園者の安全確保と迅速な情報提供により、大きな混乱を防ぐことができました。
何より、「スイ」がケガもなく元気な様子で戻ってきたことが何よりの救いです。
今後は、多摩動物公園の安全対策のさらなる強化に期待が集まります。
来園者も引き続き公式情報に注目し、安全に楽しく動物たちとふれあえる環境づくりを応援していきましょう。
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